「写ルンです」の次におすすめされるカメラってなに?
そんな声に応えるように登場したのが、KodakのM35とM38。どちらも気軽にフィルム写真を楽しめる再利用型カメラですが、「どっちがいいのか迷う…」という人も多いはず。
さらにQ&A形式の補足コーナーも用意しているので、安心してフィルムカメラデビューしたい方はぜひ参考にしてください!
コダックM35とM38はどっちがいい?違いを徹底比較!
コダックのM35とM38は「見た目がそっくり」なため、どこが違うの?と迷いやすいカメラです。
実はこの2つ、スペックや性能はほぼ共通しているものの、実用性や扱いやすさにおいては大きな差があります。
ここでは、スペック・使いやすさ・デザイン・価格などの観点から、2機種の違いをしっかり比較していきます。
スペックを比べてみよう
まずは一覧表で、
基本的な仕様を整理してみましょう。

項目 | M35 | M38 |
---|---|---|
発売年 | 2020年 | 2021年 |
レンズ | 31mm単レンズ(固定焦点) | 同上 |
絞り | F10(固定) | 同上 |
シャッタースピード | 1/120秒(固定) | 同上 |
撮影距離 | 1m〜∞ | 同上 |
フラッシュ | 標準光量 | 光量70%アップ(夜や室内で有利) |
電源 | 単四電池×1(フラッシュ用) | 同上 |
フィルム対応 | 135フィルム(35mm) | 同上 |
重さ | 約100g | 約119g(安定感アップ) |
サイズ | 約114×63×35mm | 同上 |
巻き上げ構造 | 巻き取り爪が1つ | 改良型(爪複数)でフィルムが巻きやすい |
カラーバリエーション | ポップな色が中心(ピンク・ミントなど) | 落ち着いたカラー多め(レッド・ブルーなど) |
価格帯 | 約4,000円前後 | 約5,000円前後 |
どこが「進化」しているのか?

◎ フラッシュ性能が大幅アップ(M38)
最大の違いは、フラッシュの強さです。M38ではコンデンサ(蓄電装置)を強化したことで、M35と比べて約70%明るくなっています。
この違いにより、
- 夜の屋外スナップ
- 薄暗い室内での記念写真
- 飲食店や夜景前での撮影
といった場面で、M38の方が明るく・失敗しにくい写真が撮れる可能性が高くなります。
◎ 重量の違いで手ブレにも差が
M35が約100gに対し、M38は約119gと約2割ほど重くなっています。
この「ほんの少しの重み」が、
- シャッターを押すときのブレを防止
- 構えたときの安定感が増す
という点で意外と重要。
とくに、手ブレしやすい方やお子さんが使う場合は、M38の方が扱いやすいという声も。
フィルム装填のしやすさにも違いあり

両モデルともフィルムは手動で装填しますが、M38は巻き取り軸の構造が改良されています。
M35では「爪が1本だけ」で、噛み合わせがやや不安定な印象も。
一方M38は、突起が複数設けられており、フィルムがしっかり巻き付きやすい構造。
初心者でも、
- 空回りが少なく、
- 装填失敗が起きにくく、
- スムーズに撮影スタートできる
という点では、M38に軍配が上がります。
カラーデザインの違いも見逃せない

M35はパステル調・ポップな色展開が中心で、「カワイイ系」や「韓国風・レトロ女子」的コーデと相性◎。
対してM38は、
- マスタードイエロー
- ダークブルー
- レッドなど
落ち着きある色味が中心で、どちらかといえば「ユニセックスでスタイリッシュな印象」。
自分のファッションスタイルに合わせて色を選べるのも、両モデルの楽しいポイントです。
価格差はどう見る?

- M35:約4,000円
- M38:約5,000円
この差は、「フラッシュ性能」「操作のしやすさ」「安定感」を考えれば、妥当 or むしろコスパ良しという声が多いです。
✅ 総評:M38は“ちょっとだけ高いけど安心感ある進化版”
日中屋外メインで使いたい→M35でOK!
室内や夜景も撮る→M38の方が確実におすすめ!
…というのが現場でのユーザー共通の実感です。
次のセクションでは、実際に「どんな人がどっちを選ぶべきか?」を、目的別にシンプルに提案していきます。
迷っている人ほど、このあとのチャート式選び方ガイドが役立ちますよ。
目的別に見る「M35とM38」どっちがおすすめ?
とはいえ「どちらがいいか」は、あなたが“どんなシーンで・どんな風に”使いたいか次第です。
この章では、具体的な使用目的や場面に応じて、M35とM38のどちらがより向いているかを丁寧に見ていきます。
日中のスナップ撮影がメイン → M35

- 明るい場所での撮影がほとんど
- お出かけ・旅行先などで持ち歩きたい
- フィルムカメラを試してみたいけど、いきなり高い機種はちょっと…
そんな方には、軽くて価格も抑えめなM35がぴったり。
たとえば、休日の公園やカフェ巡り、街角スナップなど、日中の自然光がしっかりある環境であれば、M35でも十分キレイな写真が撮れます。
「とにかく気軽に始めてみたい!」というフィルム初心者には、M35が最初の1台としてちょうどいいでしょう。
室内や夜景でも撮りたい → M38

- 暗い場所や夜の撮影をよくする
- 室内で人物や料理を撮る機会が多い
- フラッシュの性能に不安を感じたくない
このような方には、明るいフラッシュが特徴のM38がおすすめ。
暗所撮影では光量がすべて。M35のフラッシュでもある程度は撮れますが、M38のほうが「光が広がる範囲」も「照らす力」も一段上です。
たとえば旅行中、夜の観光地で記念写真を撮ったり、居酒屋で料理や友人を撮ったりするときに、M38は失敗が少なく“使える1枚”が増えるカメラです。
また、本体がやや重くなっているぶん、シャッターを押すときのブレも軽減できるのも地味に嬉しいポイント。
見た目・ファッションで選びたい → M35

- 推しカラーや自分好みの色にこだわりたい
- カメラを「ファッションアイテム」としても持ちたい
- SNSやインスタに“持ち歩き写真”を投稿したい
そんな人には、カラーバリエーション豊富なM35がぴったりです。
M35は、ミントグリーン・ピンク・ラベンダーなど、やわらかくて可愛い色展開が魅力。
カメラを撮る・持つ・飾る――すべてを楽しみたい方にとって、見た目も大事な“機能のひとつ”ですよね。
一方、M38はやや落ち着いたカラーが多く、どちらかというと「シンプルで使いやすいカラーが好み」という方向けです。
操作ミスや巻き上げミスを減らしたい
→ M38

- フィルムを入れるのが初めてで不安
- 空回りや装填ミスで“写ってなかった”を避けたい
- 子どもや初心者でも安心して使えるカメラを探している
M38は、巻き取り軸の構造がM35よりも明らかにしっかりしていて、フィルムが安定して巻き取られやすくなっています。
これは初心者にとってとてもショックです。
M38はそのリスクを減らす構造になっているため、安心して“フィルムデビュー”したい方にとって、心強い選択肢です。
チャートでわかる!あなたはどっち?
以下のYES/NOチャートで、あなたに向いているカメラがすぐにわかります。
Q1. 夜や室内でもよく撮る → YES → ✅ M38
→ NO → Q2
Q2. フィルムカメラは初めて → YES → ✅ M38
→ NO → Q3
Q3. 色やデザインにこだわりたい → YES → ✅ M35
→ NO → ✅M35 or M38(好みでOK)
迷ったら「撮る場所」で決めよう
- 明るい昼間の撮影がメイン → M35
- 暗所や夜の撮影が多い → M38
- ファッション性や価格重視 → M35
- 安心感・操作性重視 → M38
両モデルともフィルムカメラの楽しさをしっかり味わえる、素晴らしいエントリーモデルです。
迷ったときは、「どんな場所で・どんな相手と・どんな写真を撮りたいか」を考えると、自然と答えが見えてくるはずです。
作例から見るM35とM38の写りの違い
「スペック表では同じ。でも写りはなんとなく違う気がする…?」
実際にM35とM38の両方を使ったユーザーからは、写りの印象に“微妙な差”があるという声が多くあります。
明るい場所なら両機ともきれいに写る
【曇り空と飛行機と青空に続く道】#フィルムカメラ #コダック#M35#曇り空 #雲#風景#写真好きな人と繋がりたい #写真で伝える私の世界 #どらにゃーあるばむ pic.twitter.com/P07NhRIdi3
— どらみちうみ (@doramichi_umi) September 3, 2022
まず大前提として、M35とM38はどちらも、
- 31mm単焦点レンズ(1枚構成)
- F10(固定絞り)
- シャッタースピード1/120秒(固定)
- 焦点距離1m〜∞(固定焦点)
という完全に同じ撮影仕様で設計されています。
つまり、昼間の屋外など明るい環境であれば、写りに大きな差はありません。
作例を見ても、
以下のような共通した特徴が見られます:
- 中心はそこそこシャープ
- 周辺はややぼやける/流れる(=トイカメラ感)
- 光の反射が強い場面ではフレアやにじみも出やすい
これらは決して欠点ではなく、むしろ「写ルンです」と同様の味としてレトロでノスタルジックな写真表現が楽しめるポイントです。
暗所や夜景では、M38の写りが一歩リード
ちなみにコダックM38で撮った写真がこれ。 pic.twitter.com/8hrO2A121N
— 蛍の光@2025年11月9日オフ会計画中 (@MMLeica2) May 5, 2022
フラッシュを使用するシーンになると、M38の進化ポイントがしっかり表れます。
たとえば、同じ被写体を室内で撮った場合:
- M35:フラッシュが届かず、顔が暗い/白飛びしがち
- M38:顔も背景も明るく、全体に自然なバランス
これは単に明るいだけでなく、フラッシュの照射範囲が広く、光の“当たり方”が柔らかいという点でもM38が優秀です。
特に、以下のようなシーンで差が出やすくなります:
シーン | M35 | M38 |
---|---|---|
レストランのテーブル | 被写体が暗く、料理の色が沈みがち | 明るく発色し、料理も美味しそうに写る |
夜の人物撮影 | 顔が暗い or 背景だけ明るい | 顔にしっかり光が当たり、背景とのバランスも◎ |
曇天の室内 | ザラつきが強く、暗部が潰れやすい | やや明るく補正され、見やすい仕上がりに |
つまり、「一発勝負」でしっかり写しておきたい場面ではM38のほうが安心感があります。
“画角”や“写りの雰囲気”の違いはある?
コダックM38作品集。 pic.twitter.com/cN0lqeMCn5
— 蛍の光@2025年11月9日オフ会計画中 (@MMLeica2) May 5, 2022
ユーザーの中には、
「M38の方が少し画角が狭く感じた」
という声もあります。
これはレンズ自体の設計が同一なため、実際には画角の差はほとんどなく、ファインダーの見え方や撮影距離の違いによる体感的な印象の可能性が高いです。
また、描写の質感については:
- M35:ざらっとした質感で、ノスタルジックな描写が強調されやすい
- M38:明るめでくっきりした仕上がり、全体に少し安定感がある
と表現されることが多く、「やわらかい写真」か「明るくシャープな写真」かという印象の差があるようです。
フィルムの種類が写りを大きく左右する
ちょこっとフィルム散歩…。
— フォトスタジオ ヨシオカ 門真市写真屋 (@photoyoshioka) May 24, 2025
KODAK(コダック)M35 フィルムカメラ#フィルム#フィルムカメラ#門真市写真屋 pic.twitter.com/0wxTdnhnxB
同じカメラを使っていても、フィルムが違えば全く異なる仕上がりになります。
フィルム | 特徴 | 向いているシーン |
---|---|---|
Kodak Gold 200 | 明るく暖色寄り、レトロ感 | 日中スナップ、街歩き |
Ultramax 400 | 高感度で明るい、色濃いめ | 室内・夜の撮影に◎ |
ColorPlus 200 | 低コントラスト、淡い色味 | 人物・風景の柔らかさ重視 |
FUJICOLOR C200 | ややクールなトーン | 雨天や都会的なシーンに最適 |
つまり、「M35でGold」「M38でUltramax」という組み合わせでも、印象は大きく変わるというわけです。
結論:写りの差はわずかでも、“安心感”ではM38が一歩上
まとめると、写り自体は大きく違わないものの、
- 明るさ(特にフラッシュ時)
- 安定した露出と印象
- 撮影失敗の少なさ
M35は、より“味わい”や“フィルムらしさ”を楽しみたい人向けとも言えるでしょう。
フィルム選びとスマホ転送の基本ガイド
M35やM38は「写ルンです」のような使い捨てカメラではなく、何度も繰り返し使えるフィルムカメラです。
その分、フィルムの選び方や、撮影後の現像・スマホ転送の方法について、あらかじめ知っておくと安心して始められます。
このセクションでは、初心者の方がつまずきやすいポイントを中心に、やさしく丁寧に解説します。
フィルム選び:まずは「ISO感度と色味」を基準に!

M35/M38で使えるフィルムの種類は?
これは昔ながらの家庭用カメラや写ルンですなどと同じ規格で、今も多くのメーカーから販売されています。
初心者におすすめの代表的フィルム
フィルム名 | ISO感度 | 特徴 | 向いている場面 |
---|---|---|---|
Kodak Gold 200 | 200 | 色が柔らかく、暖色寄り。レトロな雰囲気 | 日中スナップ/自然光のある場所 |
Kodak Ultramax 400 | 400 | 明るくコントラスト強め。シャープで力強い描写 | 曇り・室内・夜間など光量不足の場面 |
FUJICOLOR C200 | 200 | ナチュラルで少しクールな色味。肌トーンも美しく出る | 屋外全般、ポートレートにも◎ |
ColorPlus 200 | 200 | 低コントラストで落ち着いたトーン。レトロ感が強め | 被写体に味を出したいときに |
ポイント:ISO200は明るい場所向け、ISO400は暗い場所向け。
特にM35・M38は絞り・シャッターが固定なので、フィルムの選択=明るさの調整手段になります。
フィルムの撮影枚数は?どれくらい撮れる?

フィルムの長さにより、撮れる枚数が決まります。
一般的には以下の2種類:
フィルム種 | 実際の撮影可能枚数(目安) |
---|---|
24枚撮り | 約22〜23枚(最初に空送りあり) |
36枚撮り | 約34〜35枚 |
💡 どっちを選ぶべき?
- はじめての人 → 24枚撮り(少ない枚数で気軽にスタート)
- 慣れてきたら → 36枚撮り(1本あたりの単価が安くなり、コスパ◎)
撮影枚数が増えるほど、1枚あたりの現像コストも割安になるので、余裕がある方は36枚撮りが断然おすすめです。
撮った写真をスマホで見るには?|スマホ転送の方法

フィルムで撮った写真はデジカメと違い、カメラから直接スマホに送ることはできません。
その代わり、現像と一緒に「データ化」サービスを利用すれば、スマホで手軽に楽しめます。
🔁 スマホ転送の流れ(一般的な店舗の例)
- 撮り終えたフィルムをカメラから取り出す(手動巻き戻し)
- カメラ屋(または郵送)で「現像+スマホ転送」を注文
- 数日後、スマホに写真データが届く(またはQRでダウンロード)
主なサービス店舗と特徴
店舗名 | 特徴・サービス内容 |
---|---|
カメラのキタムラ | 全国対応、現像+CD or QR転送に対応。LINE送信可能店舗も |
パレットプラザ | QRコードでスマホ転送に特化。アプリ連携が便利 |
ネット現像(monogramなど) | 郵送だけで完結。LINEやGoogle Driveでの納品もあり |
💰 費用の目安:
- フィルム現像:800〜1,000円
- データ化:500〜800円
- スマホ転送(含まれる場合が多い):0〜300円程度
⇒ 合計で1,500〜2,000円前後/1本
スマホ転送時の注意点
- 明るさ・構図の失敗もそのままデータ化される
→「写ってなかった」「真っ暗だった」なども自己責任になるため、撮影時に気を抜かないのがコツ。 - 現像には数日かかることもある
→ 特に郵送や混雑時は、1週間以上かかることも。余裕を持って注文を。 - データ形式は基本JPEG、編集も可能
→ スマホでInstagramやX(旧Twitter)にそのまま投稿できる手軽さも人気。
フィルム選び〜現像は「撮る楽しみ」の一部
すぐに結果が見えないからこそ、現像後に写真を受け取るときのワクワク感がひと味違います。
ぜひ最初は気軽なフィルム(GoldやUltramax)を選んで、
- 自分だけの作品づくりに
- 友達との思い出に
- 旅の記録に
フィルムのある日常を、ゆったりと楽しんでみてください。
よくある質問(Q&A)で疑問をスッキリ解決!
M35とM38は初心者にも人気のフィルムカメラですが、「買う前にここを知っておきたかった…」という声も少なくありません。
そこで、実際の検索ワードやレビュー、知恵袋などからよくある疑問をピックアップし、わかりやすくお答えします。
Q1. M35とM38って何回でも使えるの?
A. はい、何度でも繰り返し使えます。
使い捨てカメラと違い、M35/M38はフィルムと電池を交換すれば何度でも使える設計になっています。ただし、プラスチック製なので落下や衝撃には注意が必要です。
✅ フィルムを使い終えたら → 巻き戻す → 新しいフィルムを装填 → 繰り返し使用OK!
Q2. フィルムはどこで買えばいいの?売ってる?
A. カメラ専門店・家電量販店・ネット通販などで購入できます。
最近は家電量販店や大型書店、雑貨店でも見かけますが、ネット(Amazon・楽天・ヨドバシなど)が手軽で品揃えも豊富です。
💡 価格は1本800〜1,200円前後(フィルムによる)。3本パックで買うとやや割安。
Q3. フィルムは24枚と36枚、どっちがいい?
A. はじめての方は24枚で試してみるのがおすすめです。
慣れてきたら36枚の方が1枚あたりのコスパがよく、現像代もあまり変わりません。
目安:
24枚 → 約22枚撮影可
36枚 → 約34枚撮影可
Q4. M35/M38のフラッシュって、自動で光るの?
A. いいえ、フラッシュは自分で“ON”にしないと発光しません。
カメラ前面にあるスイッチをスライドでONにすると、数秒後に赤ランプが点灯し、発光準備完了の合図になります。
🚨 フラッシュ準備中にシャッターを押すと、光らず暗い写真になることがあるので要注意!
Q5. 撮った写真をスマホに取り込むにはどうすれば?
A. お店で「現像+データ化(スマホ転送)」を頼めばOKです。
カメラのキタムラ、パレットプラザなどでは、LINEやQRコード、CD-R経由での転送サービスが利用できます。
📲 撮影→現像→スマホ転送まで、最短1〜2日で完了するお店もあります!
Q6. 壊れやすいって聞いたけど大丈夫?
A. 精密機器ではないですが、個体差や初期不良の報告は一部あります。
プラスチック製なので、落としたり無理に巻いたりすると故障しやすいのは事実。可能であれば、返品対応や保証のある店舗(正規品)での購入がおすすめです。
Q7. フィルム現像にかかる費用と時間は?
A. 一般的には1本1,500〜2,000円程度、時間は最短で当日仕上げです。
カメラ屋によって違いがありますが、
- 現像:約800円〜1,000円
- データ化:約500〜800円
という価格帯が多く、セット料金を用意している店舗も多いです。
Q8. M35とM38、どっちの方が長く使える?
A. 両者の耐久性に大きな差はありません。
ただし、M38のほうが若干作りがしっかりしている(重め・改良型)という声があり、雑に扱わなければどちらも長持ちします。
迷ったら「使いたいシーン」を思い浮かべよう
M35とM38のどちらを選ぶべきかは、あなたが撮りたい“瞬間”によって自然に決まってきます。
- 気軽に撮りたい・軽さ重視 → M35
- 暗所でもしっかり写したい・安心感重視 → M38
ぜひ、あなたのライフスタイルにぴったりな1台を見つけて、“撮る楽しさ”の世界へ飛び込んでみてください!
まとめ|M35とM38はどっちがいい?違い・選び方をおさらい
M35とM38は、どちらもフィルムカメラ初心者に人気のエントリーモデル。
共通点も多い2機種ですが、使い方や目的に合わせて“自分にぴったりの1台”を選ぶことが大切です。
以下に、本記事の要点をコンパクトにまとめました。
🔍 M35とM38の違いまとめ
比較項目 | M35 | M38 |
---|---|---|
フラッシュ光量 | 標準 | 約70%アップ(暗所に強い) |
本体の重さ | 約100g(軽量) | 約119g(安定感あり) |
フィルム巻き上げ構造 | 爪1本(基本仕様) | 改良型で巻きミスが少ない |
デザイン・色展開 | 明るくカワイイ系 | 落ち着いたカラーが中心 |
価格帯 | 約4,000円 | 約5,000円(やや高め) |
こんな人にはM35がおすすめ!
- 明るい昼間の撮影が多い
- 軽さと価格を重視したい
- ファッションに合わせて色で選びたい
- フィルムカメラをまず1台試したい
こんな人にはM38がおすすめ!
- 夜景や室内など、暗い場所でも撮りたい
- フラッシュ性能や安定感を重視
- フィルム装填のミスを防ぎたい
- プレゼントや記録用にも安心して使いたい
そして何より、撮った写真が“あとから現れる”ワクワク感は、デジタルにはない特別な魅力。
迷ったときは、「どこで・誰と・どんな瞬間を残したいか」を想像してみてください。そのイメージが、あなたにとってのベストなカメラ選びのヒントになるはずです。



