- 「一眼レフカメラを始めてみたいけれど、新品は高くて手が出せない…」
- 「中古ってなんとなく壊れやすそうで不安…」
そんな悩みや不安を感じている方は少なくないのではないでしょうか?
初心者でも扱いやすいモデルが豊富で、プロも現役で使っている「名機」が驚くほど手頃な価格で手に入ることも。
※もちろん「中古だからこそ注意すべきポイント」もあります。
「初めての一眼レフ」に中古という選択肢を。
読むだけで、あなたのカメラ選びがきっともっと楽しく、安心できるものになるはずです。
本記事を読んで分かること
- 中古一眼レフのメリット・デメリット
- 初心者でも安心な中古カメラの選び方
- おすすめの購入店舗や避けるべき買い
- 予算別の中古一眼レフ相場やおすすめモデル
中古の一眼レフカメラってどうなの?初心者にもおすすめ?
「一眼レフは欲しいけど、新品は高くて手が出ない…」「中古って壊れやすいんじゃないの?」
そんな不安を抱えている方にこそ読んでほしい内容です。

※ただし、“どんな商品でもOK”というわけではありません。
ここではまず、中古の一眼レフがどういうものなのか、どんな人におすすめなのかを解説します。
一眼レフを中古で買うメリットは?

- 価格が安い!
新品の半額以下で買えることもあり、費用を抑えて機材をそろえられます。 - 上位機種が手の届く価格に
数年前のハイスペック機が、今はエントリーモデル並みの価格に。
レンズキットで10万円以上した機種が、5万円前後になるケースも少なくありません。 - 生産終了の名機に出会える
“Canon 7D Mark II”や“5D Mark III”など、プロにも根強い人気を持つ名機が中古市場には残っています。
また、中古なら気軽に扱いやすく、外出にも持って行きやすいという心理的なハードルの低さもあります。
「初めてのマイカメラ」には意外とぴったりかもしれません。
中古の一眼レフってやめたほうがいい?

ここでデメリットを知っておけば、リスクを最小限に抑えられます。
- シャッターや電子部品の寿命が読めない
特に10年以上前の機種は、いつ故障してもおかしくありません。
シャッター数やバッテリーの劣化など、見えないダメージが蓄積している可能性があります。 - 保証が短い・無い場合も多い
店舗によっては数日~1週間の保証しかないこともあります。 - 初心者は見分けがつかない
一眼レフカメラの状態の判断が難しく、失敗すると“安物買いの銭失い”になりかねません。
しかし、信頼できるショップで、きちんと点検された商品を選べば問題ありません。
要は「どこで」「何を」「どう選ぶか」が重要なのです。
一眼レフの寿命は何年くらい使える?

一眼レフカメラの寿命は、使い方やメンテナンス次第ですが、一般的には5〜10年とされています。
- シャッター耐久回数
これは機種によりますが、5〜15万回程度が目安です。 - バッテリーや基板は経年劣化する
電子機器である以上、年月が経つほど性能は劣化します。使われ方が雑だった中古品は、見た目がきれいでも内部に不具合を抱えている場合も。
中古と新品、初心者はどっちがいい?
初心者にとって、新品か中古かは悩ましい問題です。でも、ポイントを押さえれば、自分に合った答えが見えてきます。

新品を選ぶべき人:
- 初期不良やトラブルがとにかく不安
- 長期保証が欲しい
- 最新の機能を重視したい
中古を検討してもいい人:
- 少しでも予算を抑えたい
- 写真の基礎を学ぶ練習機として
- 「これが欲しい!」という過去の名機がある
中古に挑戦するなら、信頼できる店舗選びと、現物確認(または詳細な商品説明)がカギになります。
「初心者だからこそ新品」という考え方も正解ですが、予算や目的に合わせた柔軟な判断が一番大切です。
ということで次のセクションでは、「じゃあ、どこで買えば安心なの?」という疑問に答えていきます。カメラのキタムラなど、評判のショップを中心に紹介していきます。
一眼レフ中古はどこで買うべき?おすすめ店舗と注意点
「安さ」に惹かれて衝動的に購入してしまい、あとで後悔する――そんなケースは決して少なくありません。
特にカメラに慣れていない初心者の場合、スペックや状態の見極めが難しく、失敗のリスクも高まります。
ですが、信頼できるショップから購入すれば、長く使える良品に出会える可能性は十分にあります。
ここでは、初心者でも安心して購入できるお店や、買う前に必ず確認すべきポイントを詳しく紹介していきます。
カメラのキタムラの中古は安心できる?

全国に実店舗を持ち、ネットショップも運営しているため、初心者でも利用しやすく、安心感があります。
カメラのキタムラの強みは以下の通り
- 商品には「ABランク」「Bランク」など状態を示すランクが明記されており、品質の目安がつかみやすい
- 各商品にスタッフの詳細なコメントが添えられており、使用感や気になる点を事前に把握できる
- 万が一のトラブルに備えて3〜6ヶ月の保証が付いている商品も多い
- ネットで購入した商品を近くの店舗に取り寄せて「実物を見てから購入判断」できるサービスがある

実際に、カメラのキタムラでCanon 7Dと15-85mm標準レンズの中古セットを約5万円で購入し、現在も仕事で使用している事例もがあるそうです。
新品では16〜20万円するセットだったため、中古での購入は大きなコストダウンとなり、実用性も問題なかったんだそう。
もちろん「中古」といっても過去に人の手に渡った製品である以上、まったくの新品同様とはいきません。
ですが、カメラのキタムラのように専門スタッフが点検・検品した商品であれば、初期不良や重大な不具合を避ける確率は非常に高くなります。
カメラのキタムラ公式サイトはこちら
カメラのキタムラ ネットショップ
他におすすめの中古ショップは?

キタムラ以外にも、評判の良いカメラ専門中古ショップは複数あります。
それぞれに特徴があるため、自分の用途やスタイルに合ったお店を選ぶのがポイントです。
■ マップカメラ(MapCamera)
東京・新宿に本店を構える大手中古カメラ店。

商品管理やメンテナンスの丁寧さ、品揃えの多さは業界でもトップクラス。「ネットで買っても安心感がある」としてプロから初心者まで幅広い層が利用しています。
マップカメラでは、商品の外観写真が豊富で、本体のキズや使用感も確認しやすいのが特徴。
また、ポイント制度や下取りサービスもあり、継続的にカメラライフを楽しむ人には特におすすめです。
■ フジヤカメラ
中野ブロードウェイにある老舗中古カメラ店。

サイトには細かいスペック・状態情報が記載されており、レア機材や往年の名機に出会える可能性もあります。
特に「個性的な1台を探したい」という方には魅力的なショップです。
■ ナニワカメラ
関西を中心に展開している中古カメラ専門店で、店舗・通販ともに対応。

価格設定も比較的良心的で、エントリークラスのカメラが手頃な価格で見つかることがあります。
フリマや個人売買はやめたほうがいい?

中古カメラに限らず、フリマアプリやオークションサイトでの個人売買には常にリスクが付きものです。
価格はたしかに安く見えますが、その「安さ」には理由があると考えるべきです。
よくあるトラブル:
- 外観はキレイでも内部に不具合(センサー傷・AF不良など)がある
- 説明文と実物の状態が違う
- バッテリーがすぐ切れる or 互換品で不安定
- 購入後のトラブルに「ノークレーム・ノーリターン」とされ、対応してもらえない
初心者の場合、「ファインダー内にゴミがある」「ピントが甘い」などの違和感に気づきづらく、撮影を続けてもどこかモヤモヤした気分が続くことがあります。
一方で、撮影の楽しさは、「安心して使える道具がある」ことから始まるもの。

一眼レフの中古品を選ぶときの注意点まとめ
中古の一眼レフカメラは、新品よりも手頃な価格で憧れのモデルを手にできる大きなチャンスです。
しかし一方で、「どれを選べばいいのか分からない」「買ってから後悔したくない」と不安に感じる方も多いでしょう。
このセクションでは、中古一眼レフ選びで押さえておくべきポイントを、初心者の方にも分かりやすく解説します。
買う前にちょっとしたチェックをするだけで、後悔のない満足のいく買い物につながりますよ。
中古一眼レフの見分け方と選び方のコツ

中古カメラには「当たり」と「ハズレ」があります。だからこそ、選ぶときにはいくつかの“コツ”を知っておくことが大切です。
まず、ネット通販よりも実店舗での購入がおすすめ。実物を手に取って確認できるだけでなく、スタッフと相談しながら選べるため安心感があります。
見分け方のポイント:
- 外装のスレ・テカリ・塗装剥げなど、使用感のチェック
- ファインダーを覗いた時に見えるゴミや曇り
- レンズを装着して動作チェック(AF動作やシャッター音の確認)
- 付属品の有無(バッテリー、充電器、ストラップなど)
また、買った後の「使いやすさ」も大切です。たとえば重すぎるカメラを選んでしまうと、せっかくの撮影が億劫になることも。
自分の撮影スタイル(旅行?ポートレート?日常スナップ?)に合ったサイズ感や機能性を意識して選びましょう。

商品ランク・シャッター回数は必ず確認

中古カメラには、商品の状態を示す「ランク」や「シャッター回数」が記載されていることが多く、これを見ればそのカメラの“寿命”がある程度分かります。
- Aランク:使用感が少なく、かなり美品
- Bランク:一般的な中古レベル(多少のスレ・キズあり)
- Cランク以下:明確なキズや劣化、注意が必要
とくに重要なのがシャッター回数。
一眼レフのシャッターには寿命があり、一般的な入門機で約5万〜10万回程度が目安とされています。

例:
「中古屋で見つけたNikon D7000、シャッター回数2万回程度ならかなり“当たり”」
「Canonの入門モデルで9万回超えの個体は、買う前に修理歴や保証の有無を要チェック」
信頼できるショップであれば、こうした情報を開示している場合が多く、できるだけ詳細なデータが載っている商品を選ぶようにしましょう。
一眼レフ中古でおすすめのモデルは?

では、中古市場で特に「買ってよかった!」と評判の高いモデルには、どんなものがあるのでしょうか?
ここでは、初心者にも扱いやすく、中古価格もこなれているおすすめモデルをいくつか紹介します。
■ Canon EOS Kiss X9/X8i

- 軽量で扱いやすく、初心者向けの機能が充実
- Wi-Fi機能付きでスマホ連携も可能
- 中古価格:約3〜5万円(ボディのみの場合)
■ Nikon D5600

- タッチパネル搭載で操作性が高い
- 高感度耐性が強く、室内撮影にも強い
- 中古価格:約4〜6万円(ボディのみの場合)
■ Pentax K-70

- 防塵防滴性能があり、屋外撮影にも強い
- フル機能のライブビュー&バリアングルモニター
- 中古価格:約4万円前後(ボディのみの場合)
※価格は販売時期や商品の状態によって変動します。購入時は各ショップの最新価格を必ずご確認ください。
いずれも初心者が一眼レフの楽しさをしっかり味わえる機種ばかり。
「新品では高すぎて手が出せなかったけれど、中古なら無理なく手が届く」――そう感じる方も多いのではないでしょうか。
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予算別:一眼レフ中古相場の目安とは
中古一眼レフの価格は、モデルの世代や状態によってバラつきがありますが、大まかな予算目安を知っておくと選びやすくなります。

予算 | 相場感 | 想定されるモデル例 |
---|---|---|
〜2万円 | 古めの入門機、状態に注意 | Canon Kiss X5、Nikon D3100 など |
3〜5万円 | 定番の入門〜中級機 | Canon X9、Nikon D5500 など |
6〜8万円 | 中級〜上級モデルや高性能なレンズセット付き | Nikon D7200、Canon 80D など |
10万円以上 | 高級機 or レンズセットが充実したプロ仕様 | Canon 7D Mark II、Nikon D750 など |
中古相場を見ていると、「同じモデルなのに価格が違う」ことに気づくと思います。これはシャッター回数や外観のキズ、付属品の有無が影響しているためです。

理想は、自分の予算の中で、できる限り状態の良い個体を探すこと。
そのためには、定期的に中古ショップの新入荷をチェックする習慣をつけると◎です。
この知識があれば、購入時の判断軸が明確になり、自信を持って中古カメラ選びができるようになるはずです。
一眼レフの中古はどうなの?まとめ
今回は、一眼レフの中古品の購入を検討している人に向けて記事を書きました。
最後にひとつ、心に留めておいていただきたいのは、「中古カメラ選びは一期一会」だということです。
良い個体が出回るタイミングは限られており、迷っているうちに売れてしまうこともしばしば。
逆に、焦って買って失敗することもあるので、バランスが大切です。購入前にこの記事の内容をチェックしておけば、きっと「後悔の少ない一台」に出会えるはずです。
中古カメラで、あなたのフォトライフが気軽に、そして楽しく広がっていくことを願っています。
【この記事でわかったこと】
- 中古の一眼レフは、正しく選べば初心者にもおすすめできる選択肢。
- 新品に比べて価格が大幅に安く、上位機種や名機にも手が届きやすい。
- 中古の一眼レフには寿命や保証の短さなどのリスクもあるが、信頼できるショップで購入すれば問題なし。
- シャッター回数や商品のランク表示、動作チェックなど、購入前に確認すべきポイントがある。
- 初心者でも使いやすい中古モデルとして、Canon Kiss X9やNikon D5600などが人気。
- 中古ショップは「カメラのキタムラ」「マップカメラ」「フジヤカメラ」などが評判。
- フリマや個人売買はトラブルが起きやすく、初心者にはおすすめできない。
- 金額の相場はなどの目安はある程度あれど、詳細などは購入先で要確認。
- 中古カメラ選びには「今この瞬間にしか出会えない個体」があるので、出会いを大切に。
- 信頼性・状態・用途に合ったモデル選びで、中古でも安心してカメラライフを始められる。




